2019.5.24
不動産投資

収益物件を売却したくなった時に、自分でできること3つ

(画像=nednapa/Shutterstock.com)
(画像=nednapa/Shutterstock.com)
不動産の売却を検討している人にとって、不動産をより高い金額で売却する方法には興味があるでしょう。不動産は、高額であるがゆえに売却のタイミングや交渉の展開によって取引価格が大きく変動します。そのため、一層「損をしたくない」という心理が働きやすくなるかもしれません。そこで、今回は所有している物件の売却を検討している人が、不動産会社の手を借りることなく自分でできる3つのポイントについて紹介します。

近隣の取引事例から相場を知る

不動産売却の初期段階で重要なのは、売却対象である物件の価格相場を知ることです。特に不動産会社の査定よりも前に自力で価格相場を知っておくことは、その後の売却活動においても価格設定や買い主との交渉などさまざまな場面で役立ちます。不動産の実勢価格を知るためのツールとして、国土交通省が運営している「不動産取引価格情報検索」というサイトがあります。

全国各地で実際に行われた不動産取引の結果を調べられるため、近隣で類似物件の取引があれば正確に価格相場を知ることが可能です。

不動産取引価格情報検索(国土交通省)

売却物件情報サイトで類似物件を探す

すでに売買が成立した事例だけでは、類似物件の取引を見つけられないこともあるでしょう。そこで、次にできることは売却物件情報を活用した価格調査です。収益物件の売却情報が掲載されているサイトとしては、「楽待」と「健美家」が有名です。その他にも大手不動産ポータルサイトが運営している収益物件専門のサイトなどがあります。

楽待

健美家

アットホーム投資

これらのサイトには、収益物件の売却情報が掲載されています。ただし、前出の「不動産取引価格情報検索」と違うのは、取引実績ではなく売り出し価格の情報であるという点です。「収益物件を売却したい」と検討している人が、どれくらいの価格なら売っても良いと考えているかを知るためのツールといえるでしょう。

つまり、これらのサイトに掲載されている収益物件が実際に売却される時には、売り出し価格よりも低い水準で売買成立している可能性が高いということです。

AIを活用した価格調査

近年では、不動産テックという分野の発展がめざましく、AIなどの技術を用いたツールが続々と登場しています。その中には、不動産物件の価格相場をビッグデータから算出するというツールも登場しているため、無料で利用可能です。従来の価格調査とは違った角度からの情報収集が可能なので、こうしたAI系ツールも紹介します。

HowMa

GEEO

IESHIL(イエシル)
※マンション物件専門

不動産テックは成長分野でもあるため、すでにリリースされているサービスの精度は今後さらに高くなっていくでしょうし、新しいサービスもリリースされていくでしょう。こうしたツールの進化によって、不動産売却の方法論自体が大きく変わる可能性も秘めているため、不動産オーナーとしては注目しておくべき存在です。

「己を知る」ことの重要性

中古車や家電製品などは高額商品であり、それゆえにセカンダリー市場(中古市場)が存在します。こうした商品を売りに出す時には、誰もがいくらで売れるかという事前調査をするのではないでしょうか。さらに、高額取引となる不動産については一層、事前に「己を知る」ことが重要になります。価格について十分な知識を得たうえで売却に臨むことは、より高く売るための戦略上も有効です。まずは、自分で価格相場をつかんでおくために、これらの方法を役立ててみましょう。

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