2018.12.14
不動産投資

あらゆる職業が淘汰されるAI時代だから不動産投資。その心は?

(写真=Balkhi/Shutterstock.com)
(写真=Balkhi/Shutterstock.com)
いくらAIが発達しても、人間が生きる根幹である「住(不動産)」は形を変えたとしても、なくなることはありません。AIに仕事を奪われる……そんな不安があるからこそ、時代が変わっても残り続けるであろう賃貸経営(不動産投資)に注目してみましょう。これからの時代を投資の力を使って生き抜くためのヒントです。

AIが人類の知能を超えるまであと何年?

AI(人工知能)が人類の知能を超えるとされる「シンギュラリティ」(技術的特異点)は2045年頃との予測が出る一方、2045年を待たずに人類の知能超えが実現するのではないかとの意見もあります。将棋や、犯罪予測、作曲、絵画など、すでにさまざまな分野で人間と同等、あるいは、人間超えが実現され、シンギュラリティをよりリアルに感じるようになってきました。

AIがシンギュラリティに向かう中、あらゆるビジネスがAIの影響を受け、「変革に次ぐ変革の時代」を迎えようとしています。AIの台頭であらゆる仕事がなくなる……そんな先行きが見えない状況になるほど、現物資産が影響を持つようになるとも考えられます。それは、なぜでしょうか?

AIが発達しても「住(不動産)」はなくならない

現物資産とは、金やプラチナ、不動産といった形のある資産のことです。その中でも「住(不動産)」は、人が生きる根幹のため、いくらAIが発達してもなくなりません。いくらネットワークやコンピューターが発達しても、私たちは仮想空間に住むことはできないのです。さらに、細かくいえば時代が変わっても「物件を貸し家賃収入を得る」という仕組みは残り続けるでしょう。賃貸経営は古くから行われている生業です。日本では少なくとも江戸時代あたりから存在しているようです。

当時の江戸の人口は約100万人。現在の東京とは比較にならない人数ですが、それでも世界屈指の大都市だったといわれます。庶民は長屋とよばれる軒続きの細長の家に住むのが一般的でした。現在の賃貸経営と同様、大家と入居者がいて、家賃を支払う仕組みでした。一方で、今の賃貸経営との違いもあります。江戸時代の庶民はローンを使えなかったため、一部の富裕層だけが賃貸物件を独占していました。現在のように、一般庶民(サラリーマン)がローンを利用して賢く賃貸経営をするのは不可能でした。

仕事がなくなっても不動産投資の収入があれば安心

さて、話を「AIと仕事」に戻します。オックスフォード大学の研究によれば、AIによって淘汰される可能性が高いとされる仕事例は次の通りです。
  • 銀行の融資担当者
  • レジ係
  • ホテルの受付係
  • データ入力作業員
  • 簿記、会計、監査の事務員
  • 測量技術者
  • 建設機器のオペレーター など
出所:論文「雇用の未来-コンピューター化によって仕事は失われるか」

これはもちろん、消滅する仕事のごく一部。AIの進化はとどまることを知りません。やがては、人間しかできないと思われていた高度な仕事もAIにとって代わられる日も近いといわれます。もしかしたら、今あなたが就いている仕事もなくなるかもしれないのです。仕事を失っても若いうちであれば、新たなスキルを習得して社会から必要とされる職種に転職すれば済みます。

しかし、10年後、20年後、あなたがある程度の年齢になっていれば、柔軟に新たなスキルを身につけるのは難しい可能性もあります。だからこそ、不動産投資が必要とも考えられます。たとえ、現在の仕事がなくなっても、不動産投資による収入があれば安定した生活をおくることができます。

AIの力によって不動産が変わる面も

もちろん、AIやコンピューターの発達によって、不動産投資の中身も変化するでしょう。現在でも、スマホで物件管理ができるようになってきたり、マンション設備にIoTを導入したりするなど、投資家にとっても入居者にとっても便利な環境が整ってきています。こういう表面的な部分ではAIの能力を利用し、根幹の部分ではAIの影響を受けない現物資産「不動産」の力を利用する……このような考え方が「変革に次ぐ変革の時代」を生き抜くためには必要なのかもしれません。
 

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