【#マネバナ】大人が知っておきたい「お金の色分け」

#マネバナ

「お金の話ばっかりしちゃダメですか?」#マネバナ

今回のマネバナは「お金の色分け」の話です。資産形成における「お金の色分け」とは、使う時期と使う目的に基づいて、保有する資産を「使う」「備える」「増やす」の3つのカテゴリーに分けることです。それぞれのカテゴリーに明確な役割を与えることで、お金の管理や投資戦略を考える上で役立ちます。

①使う:日々の生活に必要なお金(生活費)

短期的な支出(家賃、食費、水道光熱費など)に充てるお金です。
収入から生活費を差し引いた余剰資金が、「備える」と「増やす」に回せるお金となります。

●目安:月収の50~60%
●管理方法:「現金」「普通預金」などの『換金性が高いもの』
●注意点:生活水準に見合っていない支出を見直して節約する

 ※家計簿アプリなどを活用し、支出を把握する
 ※必要なものとそうでないものを区別して「浪費を減らす」
 ※生活水準に見合っていない支出を見直して「節約する」

②備える:将来のために準備しておくお金(予備資金)

様々なライフイベント(結婚資金、住宅購入、教育資金など)や不測の事態(ケガ・病気、介護、失業など)に備えるための資金です。
生活費の3~6ヶ月分を目安に準備しておくと安心です。

●目安:生活費の3~6ヶ月分
●準備方法:「定期預金」「NISA」「個人向け国債」などの『安全性が高いもの』
●注意点:定期的に見直しながら必要に応じて金額を調整する

 ※将来の目標に合わせた資金計画を立てて、計画的に貯蓄する

③増やす:当面使う予定のないお金(余裕資金)

将来の目標(老後資金など)のために、積極的に運用するお金です。リスクとリターンを理解し、自分に合った方法で運用しましょう。

●目安:月収の10~20%
●運用方法:「NISA」「iDeCo」「個人年金保険」「不動産投資」などの『収益性が高いもの』
●注意点:長期的な視点でリスクを分散しながら運用する

 ※長期的な視点で、リスクを分散しながら運用する
 ※投資の勉強をしっかり行い、理解した上で運用を始める

「消費」「浪費」「投資」を意識した「お金の使い分け」

支出は「消費」「浪費」「投資」の3つに分類することができます。自分の支出を見直すことがお金をコントロールする第一歩です。お金に振り回されるのではなく、適切にお金をコントロールすることが大切です。まずは自分自身のお金の使い方を振り返ってみましょう。

【消費】
生活を維持するために必要な支出(食費、住居費など)

【浪費】
必要ではないものや、将来の自分に利益をもたらさない支出(衝動買い、ギャンブルなど)

【投資】
将来の利益を期待して行う支出(株式、投資信託、自己研鑽など)

「お金の色分け」で、理想の未来を築く

「お金の色分け」は、資産形成の第一歩です。お金を「使う」「備える」「増やす」に分けて考えた上で、「消費」「浪費」「投資」の概念をしっかり意識することで、無駄遣いを減らし、将来への備えを充実させ、資産形成を成功に導くことができます。自分に合った色分け方法を見つけて、理想の未来を実現しましょう!




著者・監修者プロフィール

アセリーナパパ(マネバナ編集部)
アセリーナパパ(マネバナ編集部)
とある企業に勤めるサラリーマンで浪費家の妻と娘を支えるしっかり者。一見厳しそうだが大好きな娘と妻には非常に甘い。ママにどんどん似ていくアセリーナを心配しており、お金について勉強させたいと思っている。