2019.1.18
不動産投資

はじめての不動産投資。今、必要なのは「融資」に強いパートナー

(写真=g-stockstudio/Shutterstock.com)
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不動産投資の成功には、いくつかの要因が必要です。中でも、これから不動産投資をはじめたい方は、「融資のコンサル力のある不動産会社」の存在が不可欠になります。なぜなら、「スルガ銀行の不正融資問題」を境に、融資の審査が厳格化しているからです。今回は、この状況をクリアして不動産投資をスタートアップするための考え方を解説します。

本当に不動産投資への融資は厳しくなっているのか?

はじめに確認しておきたいのは、「不動産投資の融資審査は本当に厳しくなっているのか?」という点です。2018年10月に「不動産融資 先細る融資」の見出しで日経新聞に掲載された記事では、大手不動産会社の投資家アンケートにおいて、スルガ銀行の問題発覚後、約9割の投資家が「融資が厳しくなっている」と感じていると報じられました。

同記事では、金融機関全体の貸家業(不動産投資)への新規融資額が、激減していることも合わせて報じています。2018年4~6月期の新規融資額は前年の同時期と比べて、約2割減少。これは、不動産投資への融資がピークだった2016年と比べて約半分近くまで落ち込んでいることになります。上記の情報に基づけば、新規融資への逆風は相当なものと捉えるべきでしょう。

新規融資額の激減をピンチと捉えるか。チャンスと考えるか

一見すると、不動産投資をしている方にとって「新規融資額の激減」はピンチに感じられます。しかし、一方で「本気で不動産投資をしていきたい」と考える方にとっては、チャンスの面もあります。不動産投資の新規融資額が減ったということは、物件獲得の競争が弱まったということです。以前は、人気エリアの物件には買い付けがすぐに入り、入手しづらいケースも目立ちました。

それが、新規融資額が絞りこまれたことで過当競争だった市場が落ち着き、条件のよい物件が買いやすくなったともいえます。実際に、新規融資額が減った後でも、積極的な物件探しをしている投資家は数多くいます。たとえば、NHKが2018年10月に放映した『クローズアップ現代+』では、「それでも冷めない投資熱 “不動産で稼ぎたい”ワケ」として、スルガ銀行の問題発覚後もアクティブなスタンスの投資家たちを紹介しています。

融資に強い不動産会社と取引することのメリット

ここまでお話してきたことをまとめると、次のようになります。
・不動産投資の新規融資のハードルが高くなっている
・一方で、市場が落ち着き、優良物件を買いやすい状況でもある

この状況に対応して優良物件を手に入れるには、「融資のコンサル力のある不動産会社」が必要です。ここでいう融資のコンサル力とは、「融資を申し込む方の条件」と「物件の条件」を合わせて考えたときの融資可能額を的確に予測できる能力のことです。このような「融資のコンサル力」を有した不動産会社、営業マンと取引することで、投資家にとっては次のようなメリットがあります。
  • 自分の信用力だったらどれくらいまで借りることが可能かを把握できる
  • 審査に通りやすい条件の物件を提案してもらえる
  • 通る可能性が限りなく低いムダな審査を受けずに済む
  • 審査に落ちた場合、問題点を指摘してもらうことで軌道修正しやすくなる
  • 複数物件でも通る可能性があるなど有利なスキームを提案してもらえる など

融資のコンサル力のある不動産会社を見極める方法は?

不動産会社が融資に強いか否かを判断するのは比較的簡単です。融資について相談したとき、コンサル力のない不動産会社は「とりあえず審査を受けてみましょう」と促すだけになるでしょう。これに対して、コンサル力のある不動産会社の営業マンは、融資を受けるときのポイント、融資可能額の予測、推奨する金融機関などさまざまな引き出しをもっているものです。また、融資に強い不動産会社との取引は、スタートアップ時だけでなく、経営規模を拡大していくときにもプラスに働きやすいといえます。

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