2020.1.20
マーケット情報

ビジネスパーソンができる、デジタルタイムマネージメント【その2】

(画像=TATSIANAMA/Shutterstock.com)
(画像=TATSIANAMA/Shutterstock.com)
前回は「なぜタイムマネージメントをデジタルにするのか」について解説しました。人生の時間は有限です。しかし多くの人は、その感覚に対して実感を伴いません。なぜなら誰も自分もがいつ最期のときを迎えるかわからないからです。

しかしいつかそのときは必ずやってきます。それまでに自分の人生で「何をやって、何をやらないか」について取捨選択することが多忙なビジネスパーソンにとっては大切なことです。

例えば「本当にこの仕事は意味があるのだろうか」という仕事でも上司の命令であればやらざるを得ない場面が出てくるでしょう。そんな時間を少しでも削って自分の大切な時間を家族や友人と過ごしたり趣味や自己啓発に使ったりしたほうが、人生が有意義になる場面もあります。

タイムマネージメントは、自分の人生を取り戻す作業です。そこで今回はデジタルタイムマネージメントで活用したいソフトやアプリケーションとその具体的な使用方法について解説します。

デジタルタイムマネージメントに活用したいアプリ6選

何事もまず大きな目で物事を俯瞰してみるという意識が大切です。デジタルタイムマネージメントにおいても同様で、最初に人生のゴールを設定します。なぜなら「一生のうちに自分はどこをゴールとして目指すのか」ということを明確にするためです。

この最終地点が明確でないと寄り道が多くなり、なかなか目指しているものへ進むことができません。そのためゴールを決めてそこから逆算し大きな流れから小さな流れにさかのぼるといった思考が重要になってくるでしょう。

この流れをつくるために、以下の6つのデジタルタイムマネージメントソフトやアプリケーションを活用していきます。

1 72Action(無料版あり)
2 Dream Scope(無料)
3 Task Chute Cloud(有料)
4 Wunderlist もしくはMicrosoft To do List(無料)
5 Google Calendar(無料)
6 Dynalist(無料版あり)
 
今回は、その最初に決めるべき人生の設計図を作成するアプリケーション「72Action」を紹介します。

人生を俯瞰する「72Action」

大リーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属している大谷翔平選手が花巻東高校時代に作成した「マンダラチャート」は、ニュースなどでも取り上げられたことでご存じの人も多いのではないでしょうか。このマンダラチャートをアプリケーション化したのが「72Action」です。
 

作成方法は、まずチャートの真ん中に人生の最終目標を入れます。「自分は最終的にどうなりたいのか」など人生の最後によかったと心から思えるような目標を入れましょう。大谷選手の場合、これは野球選手としてどうなりたいのかを思い描いて作成したものです。

通常は、人生の目標そのもの(ファーストオブジェクト)を最も重要な目標として中心に置きます。そのただ一つの目標をサポートする次の目標(セカンドオブジェクト)を取り囲むようにして8個記入します。

さらにセカンドオブジェクトを取り囲むようにしてサードオブジェクトを記入していきます。すなわちこの一つのマンダラチャートで3段階の目標を一覧にすることができるのです。

それぞれのアイテムを記入するコツは、一度に完成させようとしないことです。無理に入れようとしてもなかなか簡単に埋まるものではないため、その場合はあえて空白にしておいて後日時間を見つけて埋めていきます。

その間、ときどき「あそこを埋める事柄は何があるか」についてイメージすることで、あえて見直す時間を作り出すこともできるでしょう。

作成方法の一例として中心マス以外の周りの8マスを別シートの真ん中に入れ直し、さらに詳細まで作成していく方法もあります。そうすることで72個の目標をさらに細分化することができ計144個の細かな目安ができあがります。

無料の「72Action」は全部で30個のマンダラチャートを作成することができます。まずは人生の大きな設計図を作成して、それに付随するセカンドオブジェクト、サードオブジェクトを作成していくとより細かいものが完成するでしょう。

使い方次第では、人生の最終目標以外のことにも応用できます。例えば仕事やプロジェクト、自分自身の身体作り、趣味のことなどを入れていくことで大まかな設計図として使うことも可能です。

作りっぱなしではなく見直すことも重要

マンダラチャートを活用するうえで大切なことは「一度書き込んで完成」ではなく定期的に振り返ったり見直したりする時間をもつことです。記載した内容は必ずしも自分の思い通りに進捗するとは限りません。ためらわずどんどん手直しを加えていき状況にあわせて変化させていくことが肝心なのです。

今回は「72Action」のマンダラチャートを活用して大まかな人生の設計図の作成方法について解説しました。次回は時間軸を加えて考えていくため、タスク管理サービス「Dream Scope」について紹介していきます。

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