2019.12.13
マーケット情報

ストレスフルなビジネスパーソンに効く 禅語5選【その2】

(画像=Dao Xuan Cu/Shutterstock.com)
(画像=Dao Xuan Cu/Shutterstock.com)
現代のストレスフルな社会の中で活躍するビジネスパーソンであっても、ちょっと視点や考え方を変えるだけで、楽な生き方を送れるかもしれません。

鎌倉にある建長寺にて禅の国際カンファレンス「Zen2.0」が開かれ、そこで改めて禅が現代のストレスフルな社会に対応することを学びました。そこで今回はビジネスでも役立つ禅語を5つ紹介します。

「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」

多忙なビジネスパーソンは考えがあちらこちらに飛んでしまいがちです。「明日、会議であの問題を討議しなくては」「仕事の段取りはこの方法でいいか」など、次から次へと思考のループが駆け巡ります。

ここで大切なことは、今、目の前にあることのみに集中することです。集中したほうが仕事の効率が上がることは誰でもわかっていると思います。しかし、なかなかそれができないのも現実です。

そこで、意識して、ゆっくり動く、深くゆっくり息をする、それをするだけで心が整えられます。お茶を飲むときは飲むことに、ご飯のときは食べることだけに集中します。シンプルに「今」に集中することが禅の考えの原点です。世界の一流企業も注目するマインドフルネスの考え方もまったく同じなのです。

「夏炉冬扇(かろとうせん)」

長い間ビジネスパーソンとしてキャリアを重ねていると、自分は冷や飯を食っているなと思うことが一度や二度は必ずあるでしょう。

しかし、そんな時こそじっくり自分の実力を蓄えるときです。決して焦ってはいけません。不遇な時期にこそやるべき事はあるはずです。

夏のいろりと冬の扇子、それぞれ今は不要でも必ず役に立つときがやってきます。人に必要とされたいというのは根本的な欲求ですが、出番を忍耐強く待つことも大事です。

そして、いよいよ自分の番が来たら貯めていた貯蓄を使って目一杯アピールしていくのです。

「萬法一如(ばんぽういちにょ)」

人生はすべてつながっています。それは生まれてから死ぬまでの自分の人生もそうですし、自分以外の人との関係もすべて繋がっています。

これは他人だけでなく親や子、兄弟もそうです。つながっているからこそ、互いのことを考えて生きることが大事なのです。

ビジネスパーソンの「働く」の意味は、お金を稼ぐこと自体が目的となりがちです。もちろん会社からノルマを与えられ、いくら稼いだのかがその人の社会的尺度となりがちです。

しかし、それが自分の最終目標なのでしょうか。お金を得てお金を貯めるだけが人生の目的では決してないはずです。お金を得るのは、自分の夢を達成するための手段であるべきなのです。

社会のために何かをすることで、お金を稼ぐのは働く目的のひとつでしかありません。自分自身の人生における最終目的とお金をつなげて考えてみましょう。

「冷暖自知(れいだんじち)」

自分のアイデアがこれで良いのかと迷うときがあります。マーケティングの手法として科学的にさまざまな数字を使って、その手段の効力を測定しているのは、人間は数字で測る方がわかりやすいからです。

しかし、その測定方法で見ても成功するかどうか迷いが生じることが多々あります。そのようなときは自分の感覚を信じましょう。ものが冷たいのか暖かいのか、その感覚は実際に触ってみて、体験した人には一目瞭然です。自身で経験してみて、体験してみて、分かったことの積み重ねからくる直感を信じましょう。過去に経験したことを積み重ねて、さらにそのことについて考えて考えて考え抜いて、そして最後は自分の感覚を大切にして決定するとそのプロジェクトは成功する確率が上がってきます。

とにかく自分を信じることが大切です。これを効果的に使ってみましょう。

「当断不断、反受其乱(ことわるときにことわらざれば、かえってそのらんをまねく)」

なんでもかんでもすべて仕事を受けて、どうしようもない状態に陥ってしまうことを経験したことのあるビジネスパーソンは多いかもしれません。

その背景には「この程度の仕事を拒否してしまうと上司からの評価が下がってしまうのでは?」「自分の成長のためにこれくらいの仕事はやらなくてはだめだ」というような思考があるからです。

自分の能力を高めることは必要です。しかし、受け身の姿勢で上司からの仕事を受けていないでしょうか。自ら考えこれは自分の能力をはるかに超えている、今抱えている仕事にこれが加わると量的に自分のキャパシティを超えてしまう、と感じたときには、その時点で断るべきです。

無理して仕事を受けてしまい、後になってできていなかったとなった方が、ダメージが大きくなる場合が出てきます。時には断る勇気も必要なのです。

禅の根底にある考え方は現代のビジネスパーソンにとって、活用できるものが多々あります。
自分の置かれた状況と考え方を整理するためにも、ぜひ生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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