2019.9.12
資産運用

話題の「ロボアドバイザー」とは?ロボットによる資産運用の最前線

(画像=Have a nice day Photo/Shutterstock.com)
(画像=Have a nice day Photo/Shutterstock.com)
資産運用の世界で、ロボアドバイザーという言葉を見聞きする機会が多くなっています。名前から「ロボットが資産運用や投資のアドバイスをしてくれる」というニュアンスを想像することができるでしょう。しかし実際にロボアドバイザーを利用したり、利用を検討したりしたことがない人にとってはまだ縁遠い存在です。

ロボアドバイザーという言葉が近年これだけ多く登場するにようになると、そのたびに気になるという人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はロボアドバイザーの概要や具体的な利用方法などについて解説します。

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーとは、人間に成り代わって資産運用や投資の判断を行い、その結果の助言や、運用そのものを代行してくれる仕組みのことです。「ロボ」という言葉から分かる通り、コンピューターである「ロボット」が「アドバイス」をすることから、ロボアドバイザーと呼ばれています。主に以下のようなタイプの人におすすめです。

・投資の知識があまりない初心者
・自分自身の投資判断に自信がない人
・投資の勉強をあまりすることなく成果を上げたい人

投資経験がなかったり、少なかったりする人でも始めやすいことがロボアドバイザーの醍醐味といえるでしょう。

2種類あるロボアドバイザーの分類

ロボアドバイザーは、大きく分けると「運用提案型」「自動運用型」の2種類です。ロボアドバイザーが運用対象としているのは、主に国内の投資信託や海外のETFなどです。ETFも投資信託の一種なので、ロボアドバイザーは投資信託を活用した資産運用のサポートをしてくれるサービスだと考えて良いでしょう。

運用提案型は文字通り、運用の判断を提案・助言するタイプのロボアドバイザーです。あくまでも投資家に対してアドバイスをすることに留まるため、ロボアドバイザーという名称の本来の意味合いに近いサービスでしょう。自動運用型は投資家があらかじめ設定しておいた条件に従って、ロボアドバイザーが自動的に投資判断を行い、具体的な投資行動を起こすタイプです。

自動運用型は人間にとって丸投げが可能になるため、無料である運用提案型に対して運用手数料が発生します。

主要なロボアドバイザー

実際に提供されている主要なロボアドバイザーには、どんなものがあるのでしょうか。運用提案型のロボアドバイザーで知名度が高いのは、SBI証券が提供している「SBIファンドロボ」です。投資家が希望する投資スタンスを設定すると、その希望に見合った投資信託が提案されます。投資家はその提案を考慮して最終的な投資判断をするという仕組みです。

自動運用型のロボアドバイザーには、有名なブランドとして「WealthNavi」「THEO」があります。どちらも資産運用診断は無料で利用できますが、自動運用を利用すると投資一任報酬が発生します。

ロボアドバイザーを始める方法

ロボアドバイザーを利用するには、それぞれのサービスを提供している事業者への申し込みが必要です。

・証券会社が提供しているロボアドバイザーを利用する場合
  証券会社に口座を開設し、口座の口座の管理画面から利用申し込み
・独自ブランドのボアドバイザーを利用する場合
  それぞれのサービスを運営している事業者のホームページから利用申し込み(「WealthNavi」や「THEO」など

ロボアドバイザーの選び方

ロボアドバイザーは人気の高まりを受けて各社サービス内容を競い合っています。投資家の希望に沿った投資スタンスに基づいて投資信託を選び、提案することが基本的な役割ですが、それ以外にもさまざまな機能で差別化が図られているのが特徴です。例えば楽天証券の「楽ラップ」というロボアドバイザーには、相場急変時に急落している資産の比率を下げることで下落ショックを緩和する機能が搭載されています。

また「WealthNavi」や「THEO」には税負担を軽減することを考慮した運用判断をする機能があります。もちろん運用成績での比較が最優先されますが、それ以外にも各ロボアドバイザーにはユニークな独自機能があるので、こうした機能も含めてロボアドバイザーを選ぶとよいでしょう。

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